オッサン再起動中(まだ?)

離婚、離職、溺愛してた愛犬とも離れ、終活に悩む男の日々

来年こそはとランチで思う

 最後の海外旅行から間も無く丸一年。食材を詰め込んだスーツケース大2つ、中1つ、みかん箱サイズダンボール1箱という異常な量の荷物を独りで運び、手料理振る舞い続けた海外での日々が懐かしい。早く飛びたいなぁ〜と、旅仲間達と語り合った一年でもある。

 行けずとも飛べずとも、せめてあの高揚感を味わいたいなぁとの思いの中に、大好物でもあるJALサクララウンジのカレーがある。世界中の航空会社が機内食などの店舗販売に乗り出していた頃、MyFavoriteであるJALカレーも限定通販されていたことは知っていた。しかし僕は手を出さなかった。やはり出来立て熱々のカレーは、もうすぐ離陸だという気分の元でこそ美味しいハズと決めつけていたからだ。

今だけ、世界で唯一の場所

 僕が大好物のJALサクララウンジカレー。世界で唯一、その本物が食べられる空港外施設のことをご存知であろうか。成田空港からほど近い古民家をリノベーションし、近隣地域農家とコラボレーションで運営されている「御料鶴」という古民家レストランである。オープン直後からモダンなコンセプトが支持され、予約困難なレストランになったが・・やはりコロナ禍であえなく休業。そして6月過ぎだっただろうか、静かに営業を再開していた。

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 時間のやりくりはいくらでもできる無職の僕。どうしてもJALのカレーが食べたくて、真夏の最中、幾度となく電話した。しかし、ほぼ電話は話し中。繋がったとしても、当面の予約は埋まっていると、釣れない状況が長らく続きすぎ・・諦めていた。そんな折、JALホームページを眺めていたところ、関連ニュースに目が止まった。「Web予約での受付を開始しました」
をーーー!

再チャレンジを決意

 幸か不幸か、未だ都合はいくらでも調整できる無職の僕。Web予約できる状況であれば、おそらく空いている日程を見いだせるであろうと考えた。もはやカレーが食べられるならいつでも良い。お店の作りやメニューから、平日の客層ほとんどは成田近隣のご婦人方であり、時折学生を除くカップル層であろうと想像していた。こちらは当然、独り単身である。しかし、あのカレーが食べられるなら、何一つ問題無い。周囲の目もくれず、おかわりしてやろうかとまで考えていた。

 不便な場所にあることは知っていたので、交通手段を調べる。最寄駅は慣れ親しんだ成田空港だが、そこから更に北東へ約5kmほど。公共交通機関はなく、タクシーで2,500円程度だろうか。往復で5千円だ。下町からの電車賃が往復で3千円程度なので、交通費だけで8千円の見積り。カレーそのものは1,500円程度なので、都合1万円ほどの費用。決して安くない。やはり、、、それだけの費用をかけて行くのだったら1杯おかわりしようとまで考えていた(笑)

取ってもらったWeb予約

 とある国で共通する海外旅行仲間でもある著名ブロガー某氏。たまたま同世代でもある彼とは、定期的に"海外へ飛べない愚痴交換"をさせてもらっているのだが、そんな彼にカレーを食べに行くという話をした。その彼もJALラウンジをこよなく愛する方で、サラリーマンにあるまじき某国通いつめを実行され、見事JALグローバルクラブメンバーへの昇格まで果たされている。そんな彼が、僕の話に乗って同行してくれると言う!

 そこからは話がトントンと運んだ。愛すべき成田空港のメンバーズカウンター前で待ち合わせし、彼の愛車で向かうことに。混んでいる土日祝を避け空いてそうな平日ランチタイムを狙い、予約まで取ってくださった。コロナ禍時代ならではの有休を取得されての予約となった。

JALカウンター経由で訪問へ

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僅かな中華人と恋母撮影隊だけでガランとする空港第二ビル

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僕らの出発拠点も暇を持て余しているように見えた


 つい先日。中華と米国への数本しか発着しない成田空港での待ち合わせ。僅かな中国人客がガラガラの空港全体に響き渡るほどの大きな声でくっちゃべっている。ある一角だけ、ツアー客なのかなと思える集団があった。しかし良く見ると、昔懐かしいロケ隊だった。俳優たちが演技し、カット、チェックの声が聞こえる。遠目に俳優を見たが、そもそもギョーカイに所属してた頃から興味のない世界なので誰だか分からない。合流した彼から「TBSドラマの恋する母たち」ですよ、と教えてもらった。

 そう言われて俳優らとすれ違いざまにチラ見したら、確かに阿部サダヲ氏は分かった。その相手の女優・仲里依紗さんは・・・申し訳ないが、顔をマジマジ覗き込んでも・・・分からない知らない(苦笑)ごめんなさい。

やはり格別、そして次回こそ

 後ろ髪を引かれる思いで空港を後にし、御料鶴へ。超快晴に恵まれたこともあり、ホームページ掲載写真と寸分違わぬ異空間が迎えてくれた。

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まるでホームページ掲載写真かのように快晴で映える御料鶴


 ちょうど13時予約組が順番に入館している最中であった。あまりにも天気が良いので、お願いしてテラス席に変えていただいた。広大な畑の向こうに空港の管制塔が見える。時折、そこそこ大きさを感じる航空機が舞い降りてくる。それなりに"空の旅"を想起させてくれるシチュエーションであった。やはり・・・飛びたい、と思う(苦笑)

 バフェスタイルではなく、フルサービスで運ばれてきたカレー。近隣農家で採れたであろうオリジナルのつけ野菜やスープと合わせていただいたが、間違いなくJALサクララウンジのカレーであった。美味い!!口には出さなかったが、世界あちこちへ旅した記憶が次から次へと脳裏を巡った。まだ早いハズだが、良い人生だったなとまで思ってしまった。

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いくつかチョイスできる中で、迷うことなくJALカレー!♡

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付け合わせの焼き野菜やスープも併せ、やはり激ウマ!


 接してくれる人をどうしてもチョコっとイジってしまうのが僕の悪い癖の一つだが、サービスしてくれるスタッフの誰もが親しみやすく優しく会話しやすく、料理やロケーションも相まって、とても和やかな時間が過ごせた。農家レストランというJALのプロジェクト、それに付き合ってくれた著名ブロガーの友人に感謝である。

 しかし、やはり次回このカレーを味わう時は、間も無く搭乗という高揚感溢れる気分の時にいただきたいものだ。と、心からそう思い、至福の時間を与えてくれたレストランを後にした。

 

※ここで示している内容は、私個人が自由勝手に考えたイチ意見でしかないことをご了承ください

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