連日、秋晴れが続く。
今週はとても過ごしやすい。自宅でセコセコと下町移転準備を進めている僕にとっては、毎日が快適で嬉しい。
と言うわけで、再び引越し日記です(苦笑)
最大の問題児な冷蔵庫
引っ越しを考えるたびに悩ませてくれる2Fに吊り上げた冷蔵庫。元嫁さんとの新しい暮らしイケイケ気分だった当時こそ、家電屋から提示された4.5万円の作業費を(元嫁さんの手前、カッコつけてたからか)痛くも痒くも感じなかったが・・・細々と独身無職の身になった今は・・・痛すぎる。
先日、人力でお安くやりますよ!との宣伝に飛びついて、蓋を開けてみれば1Fに下ろすだけで8万円を超える見積を喰らい、断念したのはブログに書いた。タダより高いものは無い、と日頃若手社員に言い続けた僕は、そのタダっぽい宣伝文句にまんまとヤラれた。前職後輩達に知られずで良かった・・
当然のことながら、"タダっぽい"に懲りた僕は、素直にクレーン車を使って作業してくれる他の専門会社に泣きついたのであった。
食欲との戦い再び
前回、早々に冷蔵庫を空にし、ピカピカに磨き上げ、すぐ食べなければならない惣菜達と過ごした長い時間が再びやってきた。二度目となる今回は、さすがにピカピカ作業こそなかったが、冷蔵冷凍を必要とする食料保管ができないという不安が同様に付きまとう。
そのまま食べられる菓子パンのみが目の前にあるが、なんとも心細い。よほど他のものを欲すれば、未だ24時間営業のコンビニも豊富にあるし、チェーンの定食屋だってあるにも関わらず。何とも情けない人に成り下がったもんだ・・自分。
クレーン車がやってきた
10年ぶりに見る光景だった。前回は我が家に冷蔵庫を吊り入れた。そして今回は、その冷蔵庫を吊り下ろすためのクレーン車。道の入り口から我が家までは生活道路としての最低基準2.7m道幅いっぱいとなっているが、その先は昔のままの家が残る2.4m幅。トラックの頭は入ったがお尻が支えるという恐怖の細道だ(苦笑)
ちょうど小学校の下校時間だったのか、通りかかる子供達が"はたらく車"に興味津々。危ないからアッチ行って!と言えない時代。僕も作業員の皆さんも子供達が立ち去るのを待つ。ほがらかな時間。
まぢ、マジック?
さっそく拝見しま〜すと冷蔵庫とバルコニーの作りを確認。その間に既にクレーンがせり上がってきたのが見える。よく良く見れば作業員はたった2名だ。先日の、、、6名では足りないので8名にすると言い張ったアノ会社は何だったのか。。。
一言二言会話を交わした彼ら。冷蔵庫の床に毛布を敷き、スリスリと要領よくフローリング床を滑らせていく。2Fフロアーで最長距離となるバルコニーまで寄せるのは一瞬。スゲー。
そこから更にスゴイ。パタパタと専用カバー、続いて吊り上げ用のベルトが捲かれる。ほほぉ〜と眺めているうちにガガーっとクレーンが伸びる音。アッと言う間に520Lの冷蔵庫が宙に浮いた。クレーン車の中に操作している人がいるのかと思ったが、なんとバルコニーにいる作業員のリモコン操作。バルコニーの手摺にぶつけないように慎重に・・・だろうが、地上に下ろすまでものの3分。都合、到着してから僅か15分だった!
最後に堕ち?オチ
20分経たずしてお会計となった。んが、あいにく僕が万券しか手元になく、彼らは持ち合わせを足してもお釣りが無い(笑)1名の作業員の方が両替に行ってくるというので、ボロいママチャリを貸してあげた。いつも思うのだが、なぜだかガテン系作業に来られる方々の多くはお釣りを用意してない。とっても不思議に思う。まさか「釣りはいらねぇよ。とっときな」とでも期待されているのだろうか?とてもスピーディだった作業なのに、お釣り手配で時間ロスが生じたのは残念だ(苦笑)
それでも、彼らと別れたのは到着から30分も経っていなかった。プロの仕事だなぁ〜と関心しながら、8人作業を主張したアノ会社に相談した僕が間違っていたのだと思い知る。ホント、まだまだ甘い自分だ。
これで、ようやく下町マンションに冷蔵庫を移す準備が整った。早速、運搬設置をお願いしている会社へも連絡を入れた。このペースでいけば、来週には下町マンションの暮らしが再スタートできるかもしれない。そう思うと、、、この家で思い出イッパイの愛犬の姿が浮かんだ。
※ここで示している内容は、私個人が自由勝手に考えたイチ意見でしかないことをご了承ください
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