オッサン再起動中(まだ?)

離婚、離職、溺愛してた愛犬とも離れ、終活に悩む男の日々

戸建の自由設計を考えている方へ

僕の家が建って、10年経ったので 

 これから家を設計する方に向けて?僕の家で残念だったことを話そう。と、売るか貸すか迷っている我が家を眺めて思った。あ、はじめにお伝えしておきますが、、内容薄っぺらです(詫)

 僕の家は、住宅展示場で出会ったとても優秀な営業レディが担当になって建った、とても良い家だ。彼女との対話は楽しかったし、出来上がって10年経つが、リビングは快適そのもの。2F分の吹き抜け天井が持つ開放感はとても心地よい。

 そんな家なのだが、住んでみて悔んだことは、、やはり有る(笑)
設計当初から「それは残念ながらできません」と言われ妥協したこと。そして、住んでみて気づいたこと。
これから注文住宅として設計する方の参考になれば幸いだ。

 

設計の最中での断念

 この土地に住み始めて30年を超えた。当初は中古住宅だったが、2Fに広大なバルコニーはあるし、1Fはちょっとした公園かのごとく緑に溢れた庭があった。夫婦2人で住むには十分な家だった。しかし、間取りは昔ながらの3K。6畳ダイニング、和室6畳、6畳程度の洋室が2部屋という平凡な作り。家族が増え、あの手この手のDIYで改造してみたが、歪んだサッシからは隙間風が入り、床はところどころギシギシ。終の住処と決めていたこと、子供の成長環境も考え、一大奮起。家を建て替えることにしたのだ。

 家の設計で、断念した唯一のこと。それがバルコニーの仕様だった。

 マンションならルーフバルコニーとでも呼ぶのだろうか。子供用の大きなプールを広げたり、コンロとテーブルを配置して屋外バーベキューをやったり、建て替え前の古家であれば、それができた。そう、広々したバルコニーにしたかったのだ。

 ところが、いくら設計士に相談しても現在の法律上難しいという。要は古家の広大なバルコニーは、現在では違法建築の部類に入ってしまうとのことだった!遵法の範囲でせいいっぱい試行錯誤してくれたが、バルコニーの広さは僕の希望の1/3程度にしかならなかった。それでも、今時のマンションの2倍から3倍の広さとなったバルコニーは、子供用プールをギリギリ広げられる奥行きがあり、愛犬クロスケをプールに入れることができたが(笑)

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新築した家のベランダは、かろうじてプールを広げることができた(苦笑)


 このバルコニー。広さは確保できなかったが、そうであればと再び設計士にお願いしたことがある。それは、リビングとバルコニーの床を一面の高さに揃えること。晴れた日に窓を開ければリビングとバルコニーが一部屋になり、広大な床面積を持つ空間ができあがる。そんな仕様を描いた。しかし、、、これも設計士からは却下された。。。

 リビングとバルコニーの床段差を無くしたい。却下された理由は雨勾配の確保とサッシの仕様だった。バルコニーは雨を地面に落とすために勾配を付けなければならない。それは分かる。ならば、バルコニー床の上にすのこ状の何かを配置して、リビングと一体にならないかなど相談した。すると、それ以前にサッシがダメなのだと言う。特注であっても、フラットに感じられるサッシが作れないそうだ。なんということでしょう。。。特注ですら出来ないのか。。。

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 リビングの窓ガラスは僕ができるだけ大きくしたいという要望を受け、特注サイズになった。必然的にカーテンもカーテンレールも特注になり、以後のメンテナンス経費もとても高くつく代物になったが・・・。そんな覚悟を持って相談したバルコニー床への一気通貫。なぜ対応できなかったのだろう。

引用元 : architecter.hatenablog.comはてなブログの方で僕が当時実践したかったバルコニーを見事施工された方がいらっしゃった!



 今でも広々としたバルコニーの向こうには、我が家正面にあるちょこっとした日本庭園や多摩川が眺められるお気に入りの場所だ。しかし、時折段差がキツいサッシに足をひっかけ、裸足だと怪我をすることすらある。サッシの段差が恨めしい。

 こうした思いを持つのは、おそらく僕だけではないだろう。きっと、こんな希望を持つ家を建てる人が全体のパイの中で少なくないだけだと、思う。もしかしたら、サッシメーカーには僕のような声が届いてないのかもしれない。たまたま、前職でサッシメーカーと仕事をすることはなかったが、今でも出会うキッカケがあれば、こうしたことが出来ないか?と頼んでみたい思いである。

 

住み始めて、気づいたこと

 長々と書いたバルコニーの話題が続く(笑)
それなりに広いお気に入りの我がバルコニーでは、独りになっても過ごす時間が多い。ホットコーヒーを飲む時なんて雨でも降ってない限り、バルコニーに腰を下ろし、外の景色を眺めながら飲む。真夏の暑い日なんて、海にでも出かけない限り日光浴。そう、僕は日焼けが嫌いじゃない。洗濯モノですら、間口めいっぱいに広げて干せるし、同時にふとんの広げ干しまでできるので、楽しめている。やはり、僕はこのバルコニーが大好きなのだ。

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 しかし、、、もうちょっと考えて作ればよかったと思えるのが・・・周囲への見通しである。僕の家は正面こそ寺院の日本庭園だが、両隣りに私道を隔てて戸建てが並ぶ。私道の幅ぶん距離があるから窮屈ではないが、バルコニー半分はお隣りから覗かれてしまう。真夏など、パンツ一枚でサマーベッドに寝転んでいる僕の姿が、お隣りから見えるのだ(苦笑)
お隣りから見られないような構造にしておくんだったなというのが、後で気づいた後悔。

 実はこれ、バルコニーに限らず思うこと。リビング以外の3つの個室や風呂、トイレなど、窓を開けっ放しにできたら気持ち良いと思うのに、周囲から覗ける窓位置のため、、中々できない。構造的に、あるいは植栽などで、周囲の目線を気にすることなく開けっ広げにできたら、さらに快適に過ごせたであろうと思う。これから戸建を自由設計される方は、参考にしてもらいたい。

 

でも、大満足

 以上が、これから家を建てようと考えてられている方々への僕のメッセージであるが、書いたのはバルコニーにまつわることだけだった(笑)
古家にあった小さな公園のような庭は、家をバカでかくしてしまったので小ぢんまりとしたスペースに変わった。しかし、庭面積のことが気にならなくなるほど、満足できる家になったということである。今でも、全力で僕とタッグを組んで設計に携わってくれた秀才営業レディへの感謝の思いは無くならない。横浜の住宅展示場で知り合った彼女は、我が家が建って早々に都心の本社に抜擢された。そんな優秀な人と一緒に仕事?ができて、本当に幸せであった。

 不満や後悔を除き、良いでしょ?と自慢したくなるような箇所はたくさんある。そんなことを書いたら短編小説みたいになってしまうので止めておく(笑)

 僕は残念ながら、このお気に入りの家を手放すことになると思うが、本来4〜50代で住んでいる家なら、ほとんどの方がそこを終の住処とするだろう。どうか満足だらけの家を建てて、人生後半戦を素晴らしい時間にしていただきたい。

 

 

※ここで示している内容は、私個人が自由勝手に考えたイチ意見でしかないことをご了承ください

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